スキンケア用品の成分を効果的に使って美肌に!表示の見方や注意点

「美白になりたい」「くすみをとりたい」など様々な理由でスキンケア用品を使いますよね。しかし、使い方によってはスキンケア用品の成分を効果的に生かせないことがあるんです。

 

まずはスキンケア用品を選ぶときの成分の見方を知っておきましょう。ご自分の肌の悩みに合ったものをみつけることができますよ。また、正しい化粧品の使い方や使用期限をおさえておくと、トラブルが少ない肌を目指すことができます。

 

よく耳にするスキンケア用品の成分を理解できていると、疑いなく使うことができますよね。しっかりと整理してすっぴん美人になりましょう!

 

肌のお悩みを解決するスキンケア用品の基本的な成分の見方とは

スキンケア用品には様々な成分が含まれていますが、商品によって成分の割合が違います。ご自身の肌に合わせた成分や成分表の見方を知って、相性の良い化粧品を探しましょう!

 

【目的別】スキンケアの美容成分とは

 

スキンケア用品のラベルには成分が記載してあります。肌のお悩みに必要な成分が入っているものを取り入れるのがオススメです。

 

・保湿したい

セラミド・スクラワン・コラーゲン・グリセリンなどは、肌の乾燥を防ぐ役割があります。

 

・美白したい

ビタミンC誘導体・トラネキサム酸・アルブチンなどはメラニンの生成を抑制して、しみやくすみのない肌を作ります。

 

・ニキビを予防したい

イオウ・アラントイン・サリチル酸・グリチルリチン酸2K・ビタミンB6誘導体などは、ニキビを抑制したり、肌を整える効果があります。

 

スキンケア用品の成分表はどうみる?

 

「スキンケア用品の成分表をみたけれど、カタカナばかり並んでいてよくわからない」という方も多いですよね。配合量が多い成分の順に記載されているので、今一番欲しい効果がある成分が多い化粧品を選ぶと良いですよ。

 

スキンケア化粧品の配合割合は、

・美容成分1~10%

・基材90%

・防腐剤1%

・香りなどの成分1%未満

 

のものがほとんどです。基材が多いイメージを持つと思いますが、基材は美容成分を肌になじませるために必要です。スキンケア用品によって美容成分が1~10%と幅があるので、なるべく多く含まれているものを選びたいですね。

 

スキンケア用品の美容成分を生かすお手入れの方法と注意点

化粧品にはスキンケアに必要な美容成分がたくさん入っていても、うまく生かせなければ肌トラブルは改善されません。また、使う時間帯や使用期限の注意点がありますよ。

 

正しい洗顔方法とスキンケア用品の使い方

 

洗顔は、こすらず優しく行うのが基本です。泡立てネットを使うのも良いでしょう。洗顔後に拭くときは、タオルを軽く押し当てるようにすると、肌を痛めません。化粧水や乳液は、肌が乾く前に使用します。肌の奥まで浸透するように、100~500円玉くらいの大きさを目安に手にとって使うと良いですよ。

 

スキンケア用品を選ぶときは、次の肌トラブルを見据えた成分が入っているものにしましょう。例えば、春が来るころにシミのケア、夏が終わったら乾燥のケアという具合です。

 

注意したい成分と使用期限

 

スキンケア化粧品の成分で「レチノール」というものがあります。肌にハリを与える効果がありますが、紫外線に弱い特性があります。朝でかける前に塗っても、効果が長続きしませんので、夜に使うようにしましょう。

 

一度開封した化粧品は菌が入って繁殖しやすい状態です。使用期限が過ぎても使い続けると、逆効果になってしまうこともあります。化粧水などのスキンケア用品や日焼け止めは6ヶ月以内に使うようにしましょう。

 

耳にしたことのあるこのスキンケアの成分は効く?効果を解説!

プラセンタ・ヒアルロン酸などのスキンケアの成分を聞いたことがある方も多いでしょう。「肌に良さそうだけど効果がわからない」と思う方もいらっしゃいますよね。効果を疑わずに使えるようになっておきましょう。

 

プラセンタは動物の胎盤!?

 

プラセンタは「胎盤」の意味を持ち、動物性由来のプラセンタは豚・馬の胎盤から抽出されたものです。胎盤にはたくさんのアミノ酸が含まれており、古来から病気の治療などに使われてきた歴史があります。

 

プラセンタがスキンケア用品の成分に入っていると、細胞の活性化や血行促進効果があり、アンチエイジング対策になりますよ。

 

ヒアルロン酸には保湿力がある

 

ヒアルロン酸は人間の体内に存在している物質ですが、年齢とともに減っていきます。1gで6リットルの水分を保つことができるという保湿効果の高い成分です。

 

ヒアルロン酸を含んでいる食品が少ないので、サプリメントや化粧品などで補っていく必要がありますよ。肌のハリを保ちたい方・乾燥からの肌荒れが気になる方にオススメの成分です。

 

まとめ

スキンケア用品には様々な成分が含まれていますが、成分表をみても効果や配合量がわからないことがありますよね。肌のお悩み別に効果的な成分があるので、スキンケア用品を選ぶときは成分を確認してみてくださいね。

 

美容成分を生かすには、洗顔や保湿などのケアを正しく行い、使用期限や時間帯を守りましょう。一度は聞いたことのあるスキンケア成分の効果を疑ってしまうこともありますね。肌への効果を確認しておくことで、自信を持って使えるようになりますよ。

 

スキンケア用品の成分を生かして使うことで、肌トラブルを防ぐことができます。正しく使って美肌を目指しましょう!